お腹の張りと戦う①(お腹の張りによる流産・早産リスクと早産によるリスク、生存率など)
単角子宮や感染症、はたまた原因不明の場合もありますが、さまざまな理由で切迫流産・切迫早産になると、真剣に考える必要が出てくるのが、お腹の張りとの戦い方。
いやこれ切実なんです。
私の場合、第一子の時も、第二子の今回も、5ヶ月過ぎてからちょいちょい張るようになってきました*1。
張る。ホント張るわけ。
単角子宮でただでさえ容量の少ない子宮が赤ちゃんを育てるためになんとかかんとか頑張っているせいか、毎日ビシバシ張りを感じて冷や汗を感じています。
早い時期にお腹が張ることや張りが頻繁なのはなぜまずいのか*2、そして張りの対策のために私がやっていることを何回かに分けて書いていこうと思います。
お腹の張りとなぜ戦いたいのか?
お腹が張ると、なぜよくないか?
そもそもお腹が張るというのは…子宮がギュッと収縮する状態です。カチカチになります。
それに伴いお腹に石が入ったような感じになり、身動きが取りづらくなります。
ひどい時はとにかく座り込むしかありません。家なら抱きまくら抱えて寝転ぶ。
で、この子宮収縮が起きると、
・子宮頚管が短くなっていきます。
収縮して中が圧迫されるため、出口である子宮頚管が短くなるそう。
子宮頚管が短いとなぜ危ないのか?
どんどん短くなって出口が開いてしまうと…赤ちゃんは外に出なければならなくなります。
※ちなみに子宮頚管の長さの目安ですが、
病院や先生の方針にもよりますが、私が通っている病院だと、
3cm切ると切迫流産・切迫早産と診断、2〜2.5cmくらいになってくると入院
という感じのようです。
ちなみに通常の長さは、3.5〜4cmで、34週で2.7cmくらいというのが
目安みたいです。
・収縮により、陣痛につながってしまいます。
陣痛は、子宮の収縮で赤ちゃんを押し出す動きなので、子宮の収縮=お腹の張りが続くと、陣痛につながってしまうわけです。
アカン。どっちもアカンわけです。
なぜか?
赤ちゃんが流産、もしくは早産になってしまうから。
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妊娠21週までは、医学的に助かる見込みが非常に少ないため、「流産」となります。
じゃあ妊娠22週以降なら大丈夫なのか?というと、まだ外界で生きていける準備が十分できていない状態なので、命は助かっても赤ちゃんに後遺症が残ることがあるようです。
ちなみに生存率は、だいたい下記の通りだそう。
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妊娠22週:3〜40%
妊娠23週:4〜50%
妊娠24週:80%
妊娠28週:95%(後遺症確率25%)
:ここまでで肺以外の主要な器官形成が完了。これ以前の出産は未熟児網膜症のリスク高:
妊娠30週:95%(後遺症確率15%)
妊娠34週:肺の形成が完了、外界での呼吸の準備ができる
妊娠36週:正期産、もういつ産まれてもOK!
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【参考にさせていただきました】
まずは24週
肺以外の主要な器官形成が終わる28週
肺の形成が完了する24週
いつ産まれてもOKになる36週
をそれぞれ目指していくことになります。
私も第一子妊娠の時は、カチカチのお腹を抱えながら、ベッドの上で、
「22週…」
「24週…」
「ううう28週だ…」
「32週超えたあ…あと少し…」
と指折り数えていました。
第一子の時は26〜27週頃、夜中に頻繁に張ってしまうことがあり、恐怖と不安に耐えながらひたすら祈っていたこともあります。
当時のメモがPCのバックアップに残っていたのでペタッと
真夜中の恐怖 27w3d
たまに、真夜中にお腹がぱつぱつに張ってしまう時がある。夜中にMAX張ってしまってなかなか緩まない時は本当に恐怖。このまま産まれてしまったらどうしようと青ざめる…どうにも対処できず、張り止めを飲んで効くのを祈るばかり。無事に朝が来てよかった、と肩をなでおろした…
うう。今読んでもあの時の恐怖がよみがえります…
というわけで、とにかくお腹が張らないように、張ったら早く緩むように、いろいろなことをしていました。しています。
続きはこちらです。