骨盤ケアで切迫早産やお腹の張りに対抗してみる。意外といいかも!(32w1d)
無事妊娠9ヶ月に入りました。自宅安静は続いていますが、帝王切開予定まであとひと月半。あと少し、頑張ります。
さて今日の話は、「トコちゃんベルト」を中心に、妊婦界ではそこそこ有名であろう骨盤ケア。
あのトコちゃん界隈の「骨盤ケア」って、(母乳育児や「自然なお産」などが行き過ぎるとそうであるように)ちょっと脅しがかっていたりビジネス化しすぎてるように思えて、一人目の時は頑張ってやっていたものの、二人目ではすっかり遠ざかっていました。
が、上の子がいると何かと相手や家事も手を抜ききれず、完全な安静はなかなか難しく、最近お腹の張りが強くなってきてしまい困っていたところ。
そこで、初心に返り、いくつか骨盤ケア体操をやってみたところ、張りに効く感じがするわけです。
カチカチのお腹が、指が入る程度に柔らかくなる。
予想以上に効果があり、続けてみようかなと思えたのと、お腹の張りに悩む切迫妊婦さんの参考になればと思い、そのあたりの話を書きます。
いくつかWEBでもやり方が見られるケア方法とか、本とかをざざっと紹介していきますね。
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お腹の張りにオススメ体操 1:しっぽ探し
四つん這いになり肘を床につけた姿勢をとり、尾てい骨にある自分のしっぽを探すように振り返って、目とお尻を左右交互に近づける、というもの。
※下記リンク先の真ん中あたりに図があります。
これをやると、体の横の部分〜足の付け根のそけい部あたりがよく伸びる感じがします。
お腹が張り始める時、私の場合はそけい部がひきつるような感覚があるので、このあたりの筋の固さをほぐしてくれてるのかなあ、という感じです。
四つん這いになるのも、子宮の重さの負担が減るのでいいみたい。
何回かやってみてから仰向けになると、お腹がふわふわになり、そけい部や体側が緩んで楽になっているのが実感できました。
お腹の張りにオススメ体操 2:お尻ふりふり片手伸ばし
とりあえず名前がすごい。クレヨンしんちゃんかよ!って感じですが、こういう体操です。
お尻フリフリ片手伸ばし − 逆子直しにも最適! | 魔女のひとりごと
1で紹介したしっぽ探しの進化系だそうです。
四つん這いになっておしりを振って骨盤まわりの筋肉をほぐしながら、片手を伸ばして体の横側を伸ばす、というような感じです。
これも何回か繰り返していると、骨盤周りが緩んできて、血行がよくなる感じがします。
終わった後に仰向けでお腹を触ってみると、こちらもふわふわになりました。胎動も元気になった気がします。
この体操は逆子にもいいんだとか。確かに逆子体操に似てますね…。
(ただこっちは、やってるところを夫や娘に見られるのはちょっと恥ずかしい!!こっそりやろうと思います)
その他妊娠〜産後に効きそうな体操をまとめた本「安産力を高める骨盤ケア」
上で紹介した体操をはじめ、腰痛や恥骨痛、切迫早産や逆子など、
さまざまな悩み別や、妊娠初期、中期、後期、産後と、時期別にお勧めの骨盤ケア体操がまとめられている本が、「安産力を高める骨盤ケア」。
ちょっと悩んだんですが、Amazonで高評価だったこと、しっぽ探し&おしりフリフリ〜が意外とよかったので、購入しました。
切迫での入院中でもできるという体操や、分娩中にお産を進みやすくする体操、産後の骨盤矯正によい体操などもあり、妊娠〜出産の1年近い間長く役立ちそうな本です。
お腹が大きくなってきた時の横向き寝の方法も載っているのですが、これもいい!
最近お腹が重かったりで寝づらく困っていたので、助かります!
トコちゃんベルト的骨盤ケア、冒頭にもちらっと書きましたが、トコちゃんベルトのおまけ冊子に「現代の妊婦は骨盤が歪みやすい生活をしててなんとかかんとか」「切迫早産や逆子は骨盤が歪んでるせいでなんとかかんとか」「妊婦の骨盤が歪んでると子供の頭蓋骨や骨格もなんとかかんとか」というような脅し文句がつらつらと書かれていて、オプション商品をどんどん買わせようとするような空気があったり、大人向けのおひなまき「おとなまき」をやっていたり、行き過ぎている部分にトンデモ臭がするのがたまにキズ。
体操やベルト自体はなかなか良いものだと思うので、もったいないなーと思います。
本書内でも触れられているトコちゃんベルト。切迫早産予防ということで一人目、二人目と二本使っています。煽り文句はともかくとして、締めているとお腹の張りが抑えられるのと、骨盤が支えられて歩きやすく、これ自体はいいものです!