IT企業広報として働く二児の母

IT企業の事業広報として働くアラフォー会社員。単角子宮による切迫流産・切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の両立、読んだ本などいろいろ書いていきます。

ウテメリンが高くてびっくりした(薬の先発品&後発品(ジェネリック)の値段)

先日の検診のあとに薬局に寄れなかったため、今日、最寄りの薬局に今回分のウテメリン*1を取りに行ってきました。

一人目の娘妊娠時は、先発薬の「ウテメリン」を処方されて飲んでいましたが、今回の妊娠ではウテメリンと同種薬(ジェネリック)の「ルテオニン」を服用していました。

ただ、今日は検診の後いつも行く薬局ではなく*2、最寄りの薬局に行ってきました。

その薬局にはルテオニンがなく、ウテメリンしか在庫がないとのことなのであまり深く考えず出してもらったのですが…

会計金額を聞いてびっくり。

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ウテメリン女王様とルテオニンちゃん 

28日分(1回1錠、1日3回)で3,500円ちょい(3割負担適用です)でした。*3

前回、21日分で1,700円くらいだったので、かなりびっくり。

 

あれ、計算したら1.5倍くらいしてない??

 

家に帰ってから、薬価(1錠あたりの値段)を調べてまたびっくり。
※2016/4の薬価改定を受けて薬価を2016/4現在のものに修正しました

  • ウテメリン錠5mg:106.90円
  • ルテオニン錠5mg:68.20円
  • その他のウテメリンジェネリック5mg錠:15.50円
    (ウテロン、塩酸リトドリン、リトドリン、ウルペティックなど)

yakka-search.com

つまり、いつも飲んでいたルテオニンは、ウテメリンの65%くらいのお値段。

その他のジェネリックに関しては、なんと14%!!8割引き以上じゃん!!!

 

ジェネリックというのは、特許が切れた医薬品を他の製薬会社が製造・供給したものだそうです。

先発品の場合は、通常億以上かかると言われる投資コストの回収分が乗っているので高いんですが、ジェネリックの場合は、その投資がないのでかなり安く出せるわけです。

 

ジェネリックは必ずしも先発と同じ薬効とは限らないということを聞いたことがあるので、あんまり安すぎるジェネリックもどうかなという思いもあり、積極的にジェネリック派!というわけではなかったのです。

※こちらに詳しく書かれていますのでリンクはらせていただきます
ジェネリック医薬品の問題点

 

しかしこれだけ値段が違うと考えちゃうなーーー

 

販売後歴史が長い薬ならジェネリックでいいかな〜というのが今回の感想。
(ちなみにウテメリンは1986年から販売開始、ルテオニンは1994年から販売開始だそう)

今回はルテオニンを飲んでみて、副作用や薬効の違いもあまり感じませんでしたし。

 

そのあたりが処方時にもう少しわかると選ぶ側はありがたいな〜なんて思います。

病院の診療や混んでいる薬局ではそこまで説明するのとかは難しいのかな…

薬局がジェネリックを選択するときの基準も気になります。薬剤師さんの判断なのかしら。

 

とりあえず次はいつもの薬局でルテオニンを出してもらおうと思います…

 

※ウテメリン・ルテオニンの副作用対策について書いています。こちらをご覧ください

udonmotch.hateblo.jp

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*1:切迫流産・切迫早産には欠かせない薬です。子宮収縮を抑えてくれます。副作用がけっこうキツイ。詳細はこちらへ!ウテメリン、ルテオニン(とその副作用)と暮らすということ - 単角子宮で二児の母(予定)

*2:単角子宮でハイリスク妊娠のため、不妊クリニックから紹介を受け大学病院を受診しています

*3:2016/2現在ため、旧薬価 115.10円/錠での計算になります。尚、薬の値段には処方料などの手数料が加算されます