帝王切開、切迫での入院で役立つ、高額療養費支給制度
昨日、不妊治療〜妊娠〜出産の一連の中で、医療費控除が適用されるケースがあるということを書きました。
今日は、帝王切開での出産や、切迫流産・切迫早産で長期入院となった場合に必ず申請しておきたい、
高額療養費支給制度についてです。
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高額療養費支給制度とは、健康保険が適用される治療費(医療費総額)の自己負担分について、
当月の支払金額が自己負担限度額を超えた場合、超えた分の医療費が支給される制度です。
※月ごとの計算になるので、入院期間が月をまいだりすると、
医療費が自己負担限度額を超えず、高額療養費の給付対象とならないことがあります。*1
尚、出産一時金とは完全に別なので、出産一時金も忘れず申請しましょう〜
対象:
同一世帯で1ヵ月(同じ月)にかかった医療費のうち、
自己負担の支払いが自己負担限度額を超えた場合
※自己負担限度額は所得により異なります。詳しくは下記リンク先をご参照ください。
申請方法:
事前に認定を受ける方法と、事後に認定を受ける方法と2つあります。
事前に手続きしておくと、窓口では差額のみ払えばよいことになります。*2
会社員の方などはご自身が入っている健康保険組合へ、
国民保険利用の方は、各自治体の窓口へ申請となります。
帝王切開での高額療養費支給制度については、こちらのページが詳しいので
ぜひご覧になってみてください。
うち…月…またぐのかな…
関連エントリ:医療費控除の話。
一応各種診察、検診、薬処方のレシートはとっておきましょう〜!