電動鼻吸い機(電動鼻水吸引器)で中耳炎と戦え!
最近電動鼻吸い機(電動鼻水吸引器)を導入し、あまりの効果に感動した話です。
- 長女と中耳炎との戦い
- 鼻風邪と中耳炎の意外な関係
- 電動鼻吸い機(電動鼻水吸引器)?
- 電動鼻吸い機の使い方
- 電動鼻吸い機の威力と効果に感動しました
- 電動鼻吸い機は大人も使えます
- 電動鼻吸い機は赤ちゃんにも使えます
- 【おまけ】電動鼻吸い機の吸引力が悪く、吸えない時
長女と中耳炎との戦い
長女は幸いあまり熱を出したりしないタイプなのですが、昨年、中耳炎になるというのを何度か繰り返しました。
・鼻風邪を引いていた長女が夜中に飛び起きて、「まま!!みみがいたいよ!!」と泣き叫ぶ
もしくは
・鼻を垂らしていた長女が「まま、なんかこっちのおみみがへん…」と違和感を訴えてくる
というのが大体のパターン。
中耳炎、耳の痛みや違和感で子供がつらいのはもちろんなんですが、子供が夜中に痛みで起きたり、耳鼻科への通院を余儀なくされたりと親もダメージを受けます…
特に耳鼻科。行けば効果てきめんなのですが、共働きの場合だと、通院のためにたいてい母親が職場へ遅刻、早退をしなければならなくなるわけです(大抵耳鼻科って8時9時からせいぜい6時くらいまでなんですよね…)
フルタイム勤務の母にはこれが続くと地味にダメージ…!!
昨年、これが数ヶ月のうちに何度か続いてしまったので、さすがに頭を抱えました。
(一度はなかなか抗生物質が効かず、2週間ほど通院することに…)
なんとかならないのか中耳炎!!!
というわけで調べてみました。
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すると。
ポイントは鼻風邪。
鼻風邪と中耳炎の意外な関係
娘はよく鼻風邪を引くのですが、これまでは、
「まあ保育園児だしなぁ〜〜しょうがないよねえ〜〜」
と、本人に鼻をかむのを任せてそれほど気にしていませんでした(すみません…)。
が。
実は鼻風邪と中耳炎、深い関係があることを知ったのです…
鼻と耳は、奥で管でつながっているそう。
(飛行機や素潜りで鼻かんで耳抜きするのも、鼻と耳がつながっているのでそれで気圧の調整をするということみたい)
大人の場合は鼻と耳の間の管がそこそこ長く、また傾きがあるので、鼻に入った菌がそのまま耳に入るということはそうそうないようなのですが、
子供の場合は鼻と耳の間の管が太く短く、また比較的水平なので、菌が入りやすいんだそう。
そのため、子供は風邪から中耳炎になりやすいんだとか。
なので、たかが鼻水とあなどっていてはいけなかったわけです!!
そうなのか!!
となると、鼻風邪の段階でなんとかしないといけないわけです。
でも鼻を垂らしてる程度で頻繁に薬を飲ませたくはない…(それくらい鼻が垂れるのは頻繁なんですよ…)
悩んでいた時に、Twitterで見かけたのが、
「電動鼻吸い機を買ったよ!」
というツイートでした。
電動鼻吸い機(電動鼻水吸引器)?
こういうやつです。
ベビースマイル
存在は知っていました。
が!!高いんですよこれ!!
据え置き型だと、一万五千円から二万円弱。
鼻を吸うのにそんなに高いものが必要なのか?だって鼻吸うだけでしょ?
と思ってたわけです。
(あー当時の自分をグーパンチしたい)
でも、その時目に飛び込んできたのは
「鼻吸い機を買ってから風邪の治りが早くなった!」
「うちも買ってよかったよー、中耳炎になりにくくなったよね」
「すっきりするしおすすめ」
などの数々のリプライ。
ちょ、ま、中耳炎になりにくくなった??
ほんと?ほんとに??ほんとなの???
一万五千円って高いよなーいやでも年末にはボーナスが出るわけだし冬が本格化してからインフルもいるであろう耳鼻科に頻繁に連れて行くことはしたくないし第二子も控えたこのタイミングで買えばまだ第二子で使い倒して取り返せるんじゃないかしら第二子も保育園に通わせるから鼻タレちゃんになることは確実だしねさあどうするかと悩みに悩んだ末。
Twitterのフォロワーさんがよく買っているメルシーポットをポチりました。
電動鼻吸い機の使い方
電動鼻吸い機、メルシーポットの場合はこのような形で本体と各パーツから構成されています。※上記写真の他にACアダプタがついています
これらをしっかりと接続し*1、
この先端のノズルを鼻の穴に当てて吸引します。こちらのノズルは添付のものです。8ヶ月の長男にはこちらですでにちょうど良いフィット感です。
別売でノズル先端が細いタイプもあります。鼻が小さい低月齢のうちなどオススメです。今の長男や、5歳の長女には、鼻の奥に入りすぎて不愉快らしく、今はこちらは使っていません。
二つのノズルを比較するとこんな感じです
あっ、吸引前に、水を吸っておくと、ノズルの中に鼻水がこびりつきにくく、あとでお手入れが楽です。
ここで吸引力の確認もしてください。水が勢いよく吸い込まれていけば、しっかり接続されているということです。
電動鼻吸い機の威力と効果に感動しました
さてこうして使ってみた結果…
結論…なんでもっと早く買わなかったのか!!
鼻の奥にたまってるやつまででてくる!
超快感!!!
最初は鼻吸い機の勢いにビビって尻込みしていた長女。
いざアタッチメントを鼻の奥に突っ込んでみますが、あまり手応えがない。
あれ?と思って何度か角度を変えてみると、急にズビビビビ〜〜〜という音とともに大量の粘液が!
どうも、吸い出しやすい角度があるようです*2。
大量の鼻水が吸い出された長女、スッキリした顔に。
「もっとすって!!」
初日はハマりすぎて鼻が痛いと言い出すほどでした…(みなさん気を付けてくださいね)
とにかく吸える。出てくる。
この低い鼻の奥にどれだけたまってるんだよというくらい。
(それだけたまってしまうからこそ、細菌が繁殖しやすく中耳炎になってしまったんでしょうね…)
スピーと鼻で息をして得意げな長女!
いや、もうこの顔だけで買ってあげてよかったです!!
そして導入後は、中耳炎にはならずに済んでいます。
我が家が導入したメルシーポットは、据え置きで場所を取るのが難点ですが、
・吸引力が高い
・パーツは複数あるものの、分かりやすい構造なので分解・組み立てが楽
なので、買ってよかったです!
電動鼻吸い機は大人も使えます
ちなみに電動鼻吸い機、大人も使えます。
先日、私も子どもたちと同じ風邪をひいてしまった際、子どもたちの鼻を吸った後、恐る恐る自分の鼻を吸ってみると…
ズゴゴゴゴ!!
鼻から耳へ空気が抜ける気持ち悪さがありますが、角度を変えながら吸い続け、鼻水がたまっているところにヒットすると、轟音とともに粘度の高い鼻水が抜けて行く感覚が。
ノズルを外すと、スッキリ空気が通る鼻!
快感!!これはスッキリです!なるほど!!
電動鼻吸い機は赤ちゃんにも使えます
0歳児の長男も、生後4ヶ月頃から使い始めています。
鼻にノズルが入る不快感でギャン泣きですが、しっかり鼻水を吸うことができ、吸った後はスッキリしている様子です。鼻づまりの時、寝る前に吸引しておくと夜などもよく眠れるよう。
鼻にノズルが入る不快感でギャン泣きですが、しっかり鼻水を吸うことができ、吸った後はスッキリしている様子です。鼻づまりの時、寝る前に吸引しておくと夜などもよく眠れるよう。
鼻づまりの時点で対処しておくと、風邪をこじらせにくく、熱も出にくく安心です。
赤ちゃんの鼻づまりにも問題なく使えてますます重宝しています!
ベビースマイル
メルシーポット添付のノズルは少し大きく鼻の穴にフィットしづらいので、鼻が小さい赤ちゃん向けには下記のロングシリコンノズルがおすすめです。ノズルが細いので、長男が低月齢の頃でも鼻の穴にもちゃんと入り、よく吸えました。
5歳の長女や現在8ヶ月の長男は、本体添付のノズルのほうがしっかり吸えるらしく、そちらを好んで使っています。
ベビースマイル
【おまけ】電動鼻吸い機の吸引力が悪く、吸えない時
電動鼻吸い機はかなり吸引力が高いのですが、時々、「あれ、全然吸えない…」ということがあります。買ったばかりなのに鼻水を吸ってくれず、愕然としたことも。
そういう時は、各パーツがしっかり接続されていないことがほとんどです。
ノズル、チューブ、鼻水をためる部分、本体、すべての接続箇所がしっかりささっているかを確認し、必要であれば一度外した上で、ぴったりと各パーツが合わさるまでしっかりとはめ込んでみてください。
うちの場合は、鼻吸い機が吸えない時は、この二つの部品がしっかりはまっていないことが多いです。
本来の吸引力が発揮されているかの目安は、最初に水道水を吸わせてみて、スムーズに水が吸われて行くことです。途中で止まってしまうようだと、鼻水はしっかり吸えないので、接続を確認してみてください。