長男7ヶ月、夜泣きとの本格バトル開始。夜間断乳への道
あけましておめでとうございます。
育児に追われて*1すっかりこちらのブログご無沙汰になってしまっていますが、長女・長男ともに元気に過ごしています。
今年も引き続きゆるい更新になると思いますが、よろしくお願いいたします!
ちなみに実はこのブログ、今日で一周年なのです。早い。長男を妊娠し安定期に入るなり切迫で自宅安静になってモヤモヤしていた頃が遠い昔のようです…
で、タイトルの話です。
長男、この年末に生後7ヶ月になりましたが、ついに始まりました。
夜泣き。
夜泣きです。
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新生児並みだった長女の夜泣き
思い起こすと、現在5歳の長女も、6〜7ヶ月あたりから夜泣きが始まりました。
夜のうちに1〜2回ではなく、新生児のように数時間ごと、明け方はやまないほどの夜泣きです。
長女も母乳で育てていたので、添い寝しながらの授乳、添い乳をしながらなんとか対応するのですが、夜泣きの頻度はどんどん上がっていき、満足に睡眠をとることができなくなりました。
育児っていろいろ大変なことが多いですが、個人的にダメージが大きいのは睡眠が取れなくなること。
睡眠が取れれば心も体も疲労を和らげることができますが、睡眠が取れないと疲れが蓄積していくばかり。そして精神的な余裕もなくなり悪循環になっていきます…
眠い…寝たい…少しでもいいから寝たい…
なんでこの子は寝てくれないの…どうして泣くの…
つらい…つらいよ…
どうして夫は寝ていられるの…私はこんなに大変なのに…許せない…
夫よ起きろ…娘よ寝てくれ…もうなんでもいいから私が寝たい…
心はどんどんどんどん真っ黒に。
しまいに、私の体力も落ち、体調不良が続くようになりました。
自分の体調が悪いと子供の世話のハードルは何倍にも上がります。
疲れで家事もこなせない。育児も家事も何もうまくできない自分に自己嫌悪。自己嫌悪でますます眠れない。ああ完全に悪循環。
もうだめ、何とかしなければ!と長女が11ヶ月の時、本気で対策を探した結果、たどり着いたのが「夜間断乳」。
夜間断乳の考え方をざっくり書くと(詳細は後に紹介する清水悦子さんの本に詳しいです)、
- 赤ちゃんはそもそも寝るのが下手。眠りも浅い。
- 赤ちゃんは安心して寝るために、寝るときの習慣を儀式化する。例えば添い乳などで授乳しながら眠りに入ることが習慣化すると、おっぱいを口に含んでいないと眠りにつくことができなくなってしまう。
- 赤ちゃんは眠りが浅いので寝言のような夜泣きもある。そこで授乳してしまうと、本当は起きていなかったのに覚醒してしまったり、授乳による胃の負担でますます眠りが浅くなることがある。
- 離乳食をしっかり食べられるようになれば、夜間の授乳は本来は不要。
…ということで、夜間授乳、特に添い乳でおっぱいを含ませながら寝かしつけるのをやめることで、熟睡できるようになる場合がある、というものです。
長女の場合は、夜間断乳が功を奏し、夜間授乳をやめた後、数日で夜泣きの頻度を劇的に減らすことができました。
まだ7ヶ月、離乳食も二回食の長男はどうする?
そんな長女の夜泣きの経験を踏まえ、また、添い乳は窒息のリスクもあるということも耳に挟み、できるだけ添い乳しないように育てていた長男。
ですが、最近、寒さや成長のためか、夜中何度も目覚めるようになってきたので、つい寝たまま対応できる添い乳を始めてしまいました。
そうして何日か添い乳をしている間に、かつての長女と同じく数時間ごとに起きるように。
おっぱいで寝るのが習慣になってしまっているので、おっぱいを含んでいないと納得できない様子でギャン泣き。
しまいには、おっぱいを含んでいても眠れずギャン泣き。えええええ。
眠い…寝たい…少しでもいいから寝たい…
なんでこの子は寝てくれないの…どうして泣くの…
つらい…つらいよ…
どうして夫は寝ていられるの…私はこんなに大変なのに…許せない…
夫よ起きろ…息子よ寝てくれ…娘はこのまま寝ててくれ…もうなんでもいいから私が寝たい…
うわーーーーどっかでこれ見たぞ。
あの地獄の夜泣き、完全に再来です。
特に、今は日中長女の相手や送迎なども加わっていて、体調を崩したら何も立ち行かなくなってしまうので、早急に対処することにしました。
とはいえ、当時離乳食が三回食になっていた長女とは状況が違います。
特に気になっていたのはこの二点。
- そもそも夜間断乳は赤ちゃんにとってプラスなのか?
- この月齢で夜間断乳を選択しても大丈夫なのか?(栄養摂取や、母乳育児継続の観点から)
夫には「おっぱい星人なんだから断乳なんて無理だよ」と言われたり、ママ友から「え、そんな理由で断乳って…」とドン引きされてしまったトラウマもあり、悩みに悩んで調べました。
そこで出会ったのが、夜泣き専門保育士、清水悦子さんの本。
夜泣き専門保育士*清水悦子のプロフィール|Ameba (アメーバ)
たまたま、先日のNHKあさイチ!でやっていた「睡眠特集」で、「子供をいかに早く寝かしつけるか?」という課題に取り組んでいたのが清水悦子さん。
清水さんは、数々の学術論文をベースに、赤ちゃんの夜泣き対策として
- 赤ちゃんの昼夜の生活リズムを整えること
- 赤ちゃんに、「おっぱい」以外の寝つきの儀式を作ること
を主に提唱されています。この「学術論文をベースに」というところに強く惹かれ*2、清水さんの本を手に取ってみたのです。
こちらの本では、
- 赤ちゃんはそもそも寝るのが下手であり、寝るための生活リズム、習慣、儀式を作ることが大切であること
- 添い乳をやめることにより、夜泣きを改善できるケースが多いこと
を改めて確認することができ、また
- 生後6ヶ月以降には基本的に夜間授乳は必要ではないこと(つまり、7ヶ月で離乳食をしっかり食べられている長男は大丈夫そうということ)
を知ることができました。
早速、本に書かれていることから、
- 生活リズムを整えるため、朝7時に起こし、朝の光を取り入れる。夜はリラックスできるよう灯りを柔らかくする。
- 寝かしつけ前にイチャイチャタイムを取る。
- 寝かしつけるときにはおっぱいを含ませたままにしない。
- 夜中目覚めた様子のときも、すぐに起こしてしまわず、まずは様子を見る。寝そうにない場合は添い乳ではない手段で寝かしつける。
ということを実践。
とりあえず、添い乳はせず、またギャン泣きもすることなくなんとか一日目終了。
睡眠アプリで自分の睡眠もモニタしているのですが、23時〜0時ごろに深い睡眠を取ることができ、少しスッキリ。
…ホッとしました。
やり方は母親自身が選択してよい、というメッセージ
尚、こちらの本では、「母親自身がどうしたいかをいちばんに考えて」というメッセージが一貫していて、読んでいて安心できたのもポイントです。
母乳育児をまだ続けたいという思いもある中、夜間授乳を母親の負担にならないように続けるやり方なども書かれており、「夜間断乳だけが全てではない」「自分が選択したいようにしていい」ということを確認できたのはありがたいことでした。
さてさて、今日も長男は寝てくれるでしょうか…寝てくれるといいなあ…。