IT企業広報として働く二児の母

IT企業の事業広報として働くアラフォー会社員。単角子宮による切迫流産・切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の両立、読んだ本などいろいろ書いていきます。

二人育児のバランス感の難しさ…上の娘に起きた「夜驚」

二人育児が始まって3ヶ月。

赤ちゃんのお世話、理由もわからないまま泣かれ続けるストレス、大切であまりにも壊れそうな命を育てる重いプレッシャー、などは一人目の時と比べて格段に少ないのですが、「二人育てる」という新たなハードルに四苦八苦しています。

 

単純にやることが倍、というよりも、上の子と下の子で要求が全く違うので、異なるチャンネルを常に働かせないといけなくて、その合間に家事もするとなると、いやー、休まるひまがない。

あっちもこっちも炎上、そうしてる間にまた新たな火種が発生。ええええええええ。体は一つしかないんですけどーーーという感じです。

(例えば、下の子にやっと授乳し終わったと思ったら即座にウンチし、あらあら、とオムツを替えている時に、上の子が水をこぼしてしまい、慌ててそれに対応しようとすると、迂闊にもオムツ開けっ放しで対応してしまったために今度は下の子がさらにウンチを噴射、あたりが汚れて阿鼻叫喚の地獄のところへ上の子が「トイレいこー!!よるだからひとりでいけない!!もれる!!」…ええええもういやーーー!!!(トイレくらい一人でいってくれ〜〜〜!)なんてことが日々起こるわけです。手の本数がたりない!!!)

 

自分自身が一人っ子なのもあり、「兄弟がいるってどういうものか」というイメージがなく、上の子と下の子、どういうバランスで接するのがいいか悩ましく日々試行錯誤です…

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上の子と下の子、どっちをどうフォローすべき?

上は5歳の女の子なので、比較的聞き分けがよく、一人でできることも多いです。

対して、下はまだ3ヶ月なので、何かしらで泣いてばかりという状況。

そうなると、大きい声の方、一人では何もできない方をついついお世話してしまいそうになります。

が、どうも上をできるだけフォローしたほうがよさそう、というのは、すでに二人以上の子を持つ友人の話を聞いたり、ネットなどでの経験談を読んでいて思っていました。

  • これまで親の愛情を一身に受けていた上の子としては、その愛情を奪いに来る下の子の存在が単純に脅威
  • その結果、上の子はとても不安になる
  • 上の子は、下の子がいても自分は親に大切にされるという安心感を抱いてこそ、下の妹弟をかわいがる気持ちが出てくる

というような感じのようなのです。

 

上の子のストレス?妊娠中から始まった娘の夜驚

上の子である娘の不安げな様子は、妊娠中から始まりました。

妊娠末期に、娘が大声で泣き叫んで起きるという出来事が起きたのです。

ただ起きるだけではなく、言葉がわかる娘に何を話しかけても落ち着かず、大声で泣き叫び続け、なかなか収まらない。

二歳くらいで娘の夜泣きは収まっていたので、五歳になった娘が尋常じゃない様子で飛び起きることが、まず驚き、ショックでした。

子供が夜泣きするということは、やはりストレスなのだろうか?悩みながらいろいろ調べたり、周りに聞いてみました。

 

上の子で経験しているママがけっこう多かった

周りのママや友人に聞いてみると、下の兄弟が生まれる前後に同じように夜泣きがあった子が何人かいるようでした。

同じ経験の人がいるだけで少し安心するもの。

一週間程度で収まったという子もいれば、しばらく続いているという子もいました。

 

睡眠中枢が未発達によることが原因らしい

ネットで調べてみると、脳(睡眠中枢)の発達が未発達で、睡眠からうまく覚醒できず半覚醒状態になることによって起きる一過性の症状、というのが出てきました。

これは深いノンレム睡眠に入る直前に起きることが多いそうです。娘が飛び起きるのは決まって寝付いてから1〜1時間半後だったので、そのタイミングもちょうど当てはまっていました。

[参考リンク]

夜驚症 - Wikipedia

第17回「子どもの夜間のパニック」 – 医療法人仁祐会 小鳥居諫早病院

たまたまその時期に小児科に行く機会もあったので聞いてみたところ、先生も同じ見解で、「発達の過程で起きるものなのでしばらく様子を見てください」とのことでした。

 

とはいえ、やはり不安がベースにあるのかなと思います

大人でも不安があったりすると眠りが浅くなったり嫌な夢を見ることがあるのは、自分自身経験済み。

そういう時に大人なら覚醒と睡眠をスムーズに行ったり来たりできるけれども、子供の場合はその働きがうまくいかないことがあって、嫌な夢がものすごく怖い夢になったり、そこからうまく覚醒できなくて半分夢を観ている状態が続いてしまう、ということなのかな、と解釈しています。

 

夜驚が起きた時は、話しかけたり叱ったりせず、とりあえず寄り添う

夜泣きもそうだと思うのですが、まず自分の睡眠が中断されてしまいますし、なかなか泣きやまないと眠くてイライラしがち。

もうお願いだから寝かせて〜〜というのが本音。

ちょうど日常生活でも聞き分けられないことが続いた時期でもあったので*1、夫が耐え切れず大声で叱ったこともありました。

でも、そういうことはむしろ逆効果だそう。

半覚醒の状態なのでそもそも子供には聞こえていないし、後々覚えてもいないのだそう。

落ち着くまで寄り添っていてあげるくらいしかできることはないのだそうです…

夜間も頻回授乳が続く中、娘にも起こされるというのはかなりつらい状況だったのですが、怒っても仕方ないので、耐えました…

 

娘の夜驚は、数回起きたあと、なんとなく収まったのですが、夜驚とは行かないまでもうなされることは今もたまにあります。

下の兄弟がいてもいなくても、我慢やストレスを全くしなくていいということはないので、うまく付き合っていき、上の子が大事だよというのを表現しながら接していくしかないなと思っています。

身は一つなのでなかなか難しい…!!うまく自分の息抜きもしながら頑張ってくしかないですかね〜

 

二人育児の他にも、初の男の子育児にドキドキ、何冊か本を読んでいます。

よさそうだったら追々レビューしようと思います。

今読んでいるのは「男の子の育て方」。
娘が生まれた時に「女の子の育て方」の方を購入し、読んでみてとてもよかったので男の子版も満を持して購入しました。
0〜6歳までは自己肯定感を育てるためにスキンシップ重視で育て、学童期はしつけ、思春期以降は親がいつでも助けられるように手は出さずに見守る、というベースの考え方は男女は同じようです。 

また、諸富先生の本は、三歳児神話にこだわらなくてもよい、母親の笑顔が一番、という考え方なのでそこもとてもホッとさせられます。

女の子版はこちら。
習い事の考え方や、思春期以降の接し方、お手伝いの大切さなど参考になることが多かったです。

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*1:これも下の兄弟ができる不安からだと思います