IT企業広報として働く二児の母

IT企業の事業広報として働くアラフォー会社員。単角子宮による切迫流産・切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の両立、読んだ本などいろいろ書いていきます。

妊娠中に家族がインフルエンザ!妊婦でタミフルの予防投与を受けました。

現在妊娠29週にもかかわらず、なんとなんと、5歳の娘がインフルエンザになってしまいました。

娘は早くにタミフルを飲み始められたおかげ*1か、発症翌日の昨日の午後時点でほとんど熱も下がり、「そとにでられないのつまんないー」と言い出す程度に元気になりました。この状態で家にずっといさせるのも大変ですが、ひとまず一安心!

 

さて、妊娠中の私。以前、妊婦の家族がインフルエンザになった場合、妊婦は予防のためにタミフルやリレンザを服用した方がよいと聞いたことがあったため、産科にまず相談してみました。

産科からは、濃厚接触なのでかかりつけの内科からタミフルをもらって予防服用を始めてください、と指示が。

とはいえ妊娠中に薬を飲むことはやはり抵抗があって気が重い中、頑張って近くの内科までのろのろ歩いて行ってきました。

かかりつけの内科は、先生が比較的若くてタメ口で軽いノリなんですが、しっかり話を聞いて、しっかり説明してくれるとてもいい先生。

私が妊娠中で、娘がインフルになってしまったため産科からタミフルの予防服用を指示されたのだが、ということを話したところ、予防服用の必要性や胎児への影響など、いろいろ説明してくれだいぶ不安が和らぎました

 

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先生が説明してくれたのは以下の内容でした。

 

  • 妊婦がインフルエンザ感染者と濃厚接触した場合は、日本産婦人科学会での方針として、タミフルやリレンザの予防投与を推奨している。
  • 理由は、妊婦はインフルエンザの重症化リスクが高いこと(タミフルなどを飲まなかったために重症化し死亡例もいくつかあるとのこと…)、インフルエンザ感染すると通常は産科への入院を受け入れてもらえなくなるため、出産が近い妊娠後期や切迫妊婦はリスクになること(これはこまる!)

 日本産婦人科学会からのお知らせ※少し古いですが、現在も概ねこの内容で運用されているようです。

http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20101222.html 

  • 妊娠中にタミフルやリレンザを飲んだ時の先天異常発生率は、一般的な先天性異常発生率と今のところ変わらない

 厚生労働省の調査報告書

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001vftu-att/2r9852000001vg5t.pdf 

  • 妊娠中のタミフル予防投与は学会推奨なのだが、残念ながら保険適用外で自費になる(推奨の1日1回10日間服用だと処方料含め5,000円程度でした)
 

 

な、なるほど…。

5,000円はちょっと痛いなとは思ったのですが、妊娠中、しかも切迫妊婦ということで強く予防服用を勧められ、また私自身も飲むことのリスクの程度(今のところ先天性異常にはあまり相関がなさそう)も理解できたので、予防服用することにしました

(この状態で自分自身もインフルに倒れるのは正直つらいですしね…)

 妊婦が飲める抗インフルエンザ薬は複数あるらしく、タミフル、リレンザ、イナビルが選べるとのことでした。

タミフルは耐性ウイルスも出ているのですが一番実績があるとのこと。娘に処方されたのもタミフルで、効果が出ていたので、私もタミフルにしてもらいました。

とりあえず昨日から飲み始め、娘発症から3日目の今朝時点で私に症状は出ていないので、なんとかインフルから逃げ切れそうな感じです。

月曜に娘が登園許可書をもらえれば、インフルとも無事お別れかな。

がんばりますー!

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追記:2017/11

その後、タミフルを一週間分飲み終えてインフルエンザにかかることなく済みました

そして、無事2016/5に38週で元気な男の子を出産しました!現在一歳半。走り回っておしゃべり大好きで大変ですが笑、おかげさまで順調にすくすく育っています!

*1:ちなみに、タミフルの粉剤はとても苦いらしく、「お薬のめたね」のチョコレート味に混ぜて飲ませています