IT企業広報として働く二児の母

IT企業の事業広報として働くアラフォー会社員。単角子宮による切迫流産・切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の両立、読んだ本などいろいろ書いていきます。

ベランダから空を見ること(27w3d)

今日の東京は天気がいいですね。ちょっとまだ肌寒いけれど、だんだん春が近づいてきたなという気がします。

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先日読んだ高山なおみさんの日々ごはんの最新作、「帰ってきた日々ごはん」の中に、

どんなに小さい窓でも、自分の家から見える空がいいに決まってる。

とあってハッとしました。

 

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前回切迫で自宅安静だった時は、今とは別のマンションに住んでいて、そこは寝室が窓際にありました。

築年数が自分と同じくらいの古いマンションで、不思議と居心地のいいベランダでした。子供の頃身近にあったような建材、質感。

切迫での自宅安静が初夏から始まったこともあり、時々調子がいい時にこっそりベッドを這い出し、少しの間、ベランダに足だけ投げ出して空を見ていたりしました。

外に出られない中、ほんの少しだけでも感じられる風と陽射し、外気の匂いがとてもうれしくて気持ちよかったのを思い出します。

 

外で空を見ていると、いろんなことで季節を感じられるんですよね。

外気の温度、外気の匂い、空に浮かぶ雲の模様…。

 

外気には、季節ごとになぜか匂いがある気がします。

例えばわかりやすいのは9月末から10月頭の金木犀の香り、あとは何の匂いというのはわからないんだけれど、雨の時期の埃っぽい湿っぽい匂い、夏の夕方の蚊取り線香が混ざったような匂い、冬の時期のシンとした寒さの中に微かに漂う清涼感のある匂い、そして今くらいの時期の、春が来るぞという感じの温かくなってきた匂い。

そして空を見上げると、夏はもくもくしていた入道雲が、いつの間にかぱらぱらと分かれ、ひつじ雲やうろこ雲になっていく…。

 

娘を産んで引っ越してからは、家のベランダから空なんて見てないなあと思います。

忙しく洗濯物を干す合間に天気の様子を見るくらい。


もう少し暖かくなって、調子がよくなったら、ちょっとだけやってみようかなと思います。 

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