IT企業広報として働く二児の母

IT企業の事業広報として働くアラフォー会社員。単角子宮による切迫流産・切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の両立、読んだ本などいろいろ書いていきます。

昨日の記事のおまけ、VBACについて調べた話

昨日、逆子を直すためにいろいろやってみた話を書いたときに、実は、記事の最後にVBACについて考えたことがある、という話を書いていました。

※VBACとは、帝王切開経験者が普通分娩(経膣分娩)することです

ボリュームなどの関係で昨日は削ってアップしたのですが、この際なのでこの話も記事化しておこうと思います。

 

おまけ:ちなみにVBACについて調べてみたこともある

こんな感じで逆子直しに奮闘したものの、一人目で逆子が直らず帝王切開となった私。

udonmotch.hateblo.jp

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実は…二人目の出産でVBACに挑戦することもちょっと考えてたことがありました。

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一人目を産んでしばらくしてからくらいですかね。

もし二人目を授かることがあるならば、やっぱり経膣分娩をしてみたい、という気持ちがありました。

経験としてやってみたいという気持ちがなかなか消えなくて。

 

VBACできる病院がどこかを調べたりもしました*1

 

でもかなり少ないんです。VBACできるところって。

 

そもそもVBACには、「陣痛が来た時の子宮破裂リスクが通常分娩より高い」という最大のリスクがあります。

子宮破裂してしまうと、

・胎児に酸素が行かなくなってしまうので、胎児死亡、仮死の可能性が高い

・母体も出血多量などで生命の危険が高まる

というわけで、とても恐ろしいこと。

 

なのでVBACができる病院は、

・経膣分娩ができないと判断された時に即時に緊急帝王切開に切り替えて赤ちゃんを出してあげることができる
(ダブルセットアップと言って、帝王切開をスタンバってもらう必要があるそうです)

・胎児仮死などトラブルを想定し、NICUが必要

など、リスクのみならず設備や人員のリソース面でのハードルが高いことから、なかなか難しいようです。

※産婦人科医の方から見たVBACに関する記事がありましたので、リンク張らせていただきます。

ameblo.jp

 

いろいろ調べて、VBACが成功した方も、残念ながらうまく行かず途中で手術に切り替えたり、不幸な結果となってしまった方の記事も読んだり。

※VBACでの子宮破裂の確率は1%と言われています。
 また、VBAC成功の確率は5〜80%だそうです。VBACの多くは、お産の間にリスク因子が出てきたら即緊急帝王切開している、ということなんでしょうね。

 

どう考えてもハイリスクなのでほぼほぼ諦めながらも、どうも納得しきれない気持ちに戸惑い、二人目授かった時に結論を出そう、と思っていた矢先。

二人目妊活で自分が単角子宮と知ってついにあきらめがつきました。*2

 

ただでさえ子宮破裂は怖いな〜と思っていたんですが、子宮が人より小さいってことは破裂リスクがより高まりそうで…チキンな私には恐ろしくてとてもできない…(先生に聞いたわけではないのですが、傷が入った小さい風船を無理やり膨らますようなものだと思うので…)

 

もちろん、自分ができないからといって、私はVBAC自体を否定するつもりはありません。
だって私もやってみたいと思ったことだもの。その気持ちはすごく分かります。

リスクを十分理解、考慮し、ご家族など必要な方と話し合った上での覚悟であれば、もうそれは妊婦さん自身の判断でしかないと思うのです。*3

 

うーん前回に引き続き、私自身がうまくいったよ!的な体験談ではない話になっちゃったんですが…妊娠出産関連はとりあえず書いとくか〜的なところもあるのでご容赦ください。

 

というわけで、今回は逆子だろうとそうでなかろうと、今回も大人しく、いや武士のごとく潔くハラキリしてこようと思います。

帝王切開、めっちゃ痛かったけど頑張るぜ…!!

 

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*1:都内の有名どころは日赤広尾のようです。日赤広尾で、前回帝王切開の妊婦さんの半数近くがVBACなんだとか。すごいな…。

*2:自分的にはようやく、という感じ…!!

*3:だって産むのは妊婦さん自身なんだもん!