単角子宮で二児の母

単角子宮で一児の母のアラフォー会社員、単角子宮による切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の話、読んだ本などいろいろ書いていきます。

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子供の自立を促す話し方?「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全」を読んで

「子供が聴いてくれる話し方と子供が話してくれる聴き方 大全」が現在Kindleでセール価格(※2016/2/20現在、499円)という情報をTwitterで読み、買ってみました。
前々から気になっていた本でした。

 

子供がコミュニケーションの中で自分で感情を処理したり気づきを得て、自立的に考え、行動していけるようになることを目指した、大人から子供への話しかけ、話の聞き方のさまざまな技法がまとめられているものです。

児童心理学者に学び、大人と子供のコミュニケーションに関する二人の専門家による共著で、アメリカでは1980年から読み継がれているロングセラーなのだとか。

 

5歳になりますます口が達者になってくる娘とのコミュニケーションで、

「なんかこっちが言ってることが伝わってるかどうかいまいちわからない…」

「叱るときに、感情的に娘を否定するものになってしまっていないか、でも言うべきことはビシッと伝えることで理解してほしく、バランス感に悩む…」

といったことに日々悩んでおり、なにかのヒントになればと思い、セール価格でよい機会!と手に取りました。

 

 

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概要

全体は6章構成+αになっていて、このような流れになっています。

・子供が自分の気持ちをうまく処理できるように助ける

・子供の協力を引き出す

・罰の代わりに解決策を考える

・子供の自立心を養う

・子供が自分で自分をほめる効果的なやり方

・子供を役割から解放する

 

各章で、タイトルにされていることがなぜ必要か、またそのためにどういうアプローチがあるかが事例も交えて細かく書かれています。

事例はやり取りを簡単にマンガにしたものもあり、マンガをパラパラと読んでみたり、各章の最後にある事例を拾い読みしていくだけでも気づきを得られます。

 

読んでみて感じたこと

休み休み何日間かかけて読むような感じで、時間がかかりました…

というのは、本の中で語られる聞き方、話し方を見ていると、どうしても自分と娘のやり取りを思い出し、振り返ってしまうから。

 

事例は親子のやり取りが生々しく書かれているので、

「ウワ〜〜〜〜、うちもこういう言い方しちゃってるわ〜〜〜」

と凹むことも多々。笑

 

まず第一章では、まずは子供に共感することの重要性が書かれています。

子供の感情を受け止めることで、子供が感情を自覚すること、そしてそれを子供が受け入れて次のステップに進めるようにできるように、手助けしてあげる、というような感じなのですが、その中にあるこの一文にガツンとやられました

インスタントに 「事態をよくしたい 」誘惑に 、抵抗してください 。

ギャッ!!

その通り!!

そうそう、親としては子供の状況を「インスタントに」何とかしてあげたいという気持ちで、子供の感情に共感しようとか思う前に、子供がネガティブな状況に陥っていることに対して、具体的な解決策や、それを導くための質問をどんどんしてしまうと思います(私はそうです)。
※それは、早く解決してあげたいという親心はもちろんのこと、例えば急いでいる時や公衆の場などこれ以上こじらせたくない時に、とにかく早く事態を収集させたいと思うんですよね…

それがもしかしたら子供の感情表現や自発的に考えることを妨げているのかもしれないな、と考えさせられました。

 

こういう気付きが次々続き、考えさせられる…の繰り返しでした。

 

よいなと思った点 

先のような気づきにあふれる全体の内容はもちろんなのですが、

実際のロールプレイングや親子のやり取りの例が豊富なので、自分と子供のと普段のやり取りを思い出したり、どこをどう変えていくのがよいかを具体的に考えやすいのがよかったです。

声かけの具体的な言葉例も書かれているので、「まずはこれをやってみよう」と思え、試してみるまでのハードルが低いのもよかったです。

 

うーん、と思った点

元々アメリカの本の和訳というのもあり、

「あんまりこういう言い方しないよね〜」
「こういう言い回しや概念って欧米っぽいな…」
みたいなところはありますが、考え方自体はとても参考になります

 

また、子供の自主的な気づきを促すことが目的になっているので、ある程度年齢がいってないと厳しいものもあるかも。はっきりと変化を感じられるとすると、少なくとも4歳くらい以降、親の言うことを理解できる年齢以降かな〜。

ただ、こういう声かけをしていこう、という意識という意味では、もう少し早い時期から意識づけていってもいいのかなと思います(親の意識づけとして) 

 

書かれていることを実際にやってみて

で、実際やってみてどうなのよ?という話です。

効果が何か、という話もあるのですが(やっぱりどうしても短絡的に子供に話を聞いてほしいとかって思ってしまいがちなので…)、

 

■子どもと話す前に、どういうアプローチがよいかを考えるので、ワンクッション置くことが多くなりました。

→感情的に返してしまいがちな場面で、冷静に子どもと話そうという準備をしやすくなったと思います。

やはり感情的に話すとうまくいかないことが多いので(大人同士でもそうですよね…)、まずそう思えるようになったのは前進かなと。

(ええと、とはいえ、もちろん、まだまだ感情的に反射的に「☆×◎□〜〜!!!!」なんてこともあります)

 

■まずは子どもが置かれている状況や気持ちをよく理解しよう、ということを考えるようになりました。

→やっぱり起きている事象に対して「どうしたらいいか」って考えがちなんですが、子どもはまず今何を感じているんだろう、ということを考えるようになりました。 

 

こうしたことで、お互い、少しずつ、ある信頼関係(私は娘をもっと信頼してもいい、娘は私が自分を信頼していることを知っている)をつくることができつつあるような気がしています。 

 

何が正解とかそういうことはないですし、その時々で考えていくしかないのですが…

その考えるためのベースのひとつとして振り返ることができるものがある、というのは、すごくありがたいなと思いました。

 

これからも試行錯誤にはなると思うので、たびたび読み返しながらやっていこうと思います。