帝王切開の話②(逆子で予定帝王切開のため前日に入院)
第一子出産、帝王切開編の第二回目。
前回の記事で、第一子出産は、逆子で38週に予定帝王切開することになりました。
予定帝王切開のよかったところは、「出産日が事前に決まること」。
というわけで、一応37週に入ってから自宅安静が解除されていたので、入院前日(帝王切開予定日前々日)は、
近所のおいしいイタリアンに最後の晩餐ならぬ「最後のランチ」に行ってきました。
ひとりで。(ラストぼっち飯…)
臨月の大きいお腹でカウンター席に無理やり座って、
「あーもうこういうカウンターでご飯を食べられることはしばらくないのかもな…」
と感慨にふけりながらおいしい前菜とパスタを食べました。名残惜しい…。
↓その時食べたぼっち飯ランチの写真
ちなみに、産後はしばらくカウンター席でご飯はホントできませんでした…*1*2
一応おいしいものを食べ納め、そして夫も事前に有給をいただくことができたので、満を持して、帝王切開予定日前日に入院。
「ここから出るときには子どもと一緒だなんて不思議だな〜〜」
と考えながら病室へ。
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病室では荷物をおいて一息した後、まずはNST。
(※NSTとは、ノンストレステストの略で、胎児の心拍や子宮収縮の状態を図る、胎児の元気度を測るようなテストです)
赤ちゃんは元気で、その後エコーへ。
「帝王切開直前のエコーで逆子が頭位になっていた!!」という口コミがあったのと、実は逆子のために肝心な部分が見えず、性別がまだわからなかったというのもあり、エコーの先生に
「どうですか?逆子ですか??」
「性別分かりますか??」
と聞いて、
「いや、逆子です」
「やっぱわかりませんね〜」
と苦笑いされました…。
その後、手術のリスク説明と最終的な同意書記入。
当日担当予定の麻酔科の先生*3が来て下さって、帝王切開で使う二種類の麻酔について説明してくれました。
帝王切開で使う麻酔は、主に下記の二種類。
・腰椎麻酔(脊椎麻酔)
・硬膜外麻酔
腰椎麻酔は、主に手術中の局所麻酔として使うもの。下半身全体への強力な麻酔ですが、持続時間が短いため手術中のみのもの。
硬膜外麻酔は、しばらく管をつけっぱなしにすることができるので、術後の痛み軽減にも利用できるもの、とのことでした。
(ちなみに緊急帝王切開では硬膜外麻酔をしている時間がないので、腰椎麻酔のみとなりました…。術後の痛みはロキソニンのみで耐えました…痛かった…)
これらの麻酔は、わずかですが後遺症のリスクもあるということでこちらにもサイン。
何枚も同意書を書きました…。
その後は就寝までのんびり。
夕食の時間には、運ばれてきたエビ焼きそばをみて、あー明日から絶飲食なんだよなーこれがほんとに最後の晩餐か…と思いながら食べ納めたり。
トイレの姿見にうつった自分のお腹を見て、「大きいお腹もこれが撮り納め!」とお腹を撮ったり。
いろいろ納めに納めて、就寝。
まさか数時間後に飛び起きて、そのまま真夜中の緊急帝王切開になるとは夢にも思わずに…
続きはこちらです
※二人目も帝王切開で無事出産しました。レポはこちらです。
*1:そもそも子連れOKのお店でないと厳しいですし、子供がカウンター席のような不安定な席でもしっかり座れないとダメなので。回転寿司とかでカウンターでもOKとできるようになったのはここ一年くらいかも。
*2:あ、カウンターといえば、ラーメンは抱っこ紐だと食べられません。子供の首が座っておんぶができるようになってからでないと無理なので、そんなに耐えられないというラーメン好きの方は産前に行くことをおすすめします!私はラーメンも自宅安静解除後に行きました…天一にラーメンチャーハンセットを食べに行って満腹のあまりお腹が張って生まれちゃうかと思いました!!
*3:結局、緊急だったので当直の別の先生に麻酔・管理していただくことになりました…