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単角子宮で二児の母

単角子宮で一児の母のアラフォー会社員、単角子宮による切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の話、読んだ本などいろいろ書いていきます。

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残業中に大出血…絨毛膜下血腫のこと(第一子妊娠時)

妊娠・出産-切迫流産・切迫早産-絨毛膜下血腫 妊娠・出産-切迫流産・切迫早産 妊娠・出産-妊婦な日々(第一子)

第二子妊娠中の現在は15週の終わりで子宮頚管が短くなり、17週の終わりから自宅安静に入っていますが、第一子妊娠時は、なんと6週の時から自宅安静でした。
(その後36週で正期産に入るまで…!半年以上家に引きこもってた計算になりますね…!)

 

原因は…絨毛膜下血腫

着床後胎盤が作られていく過程で、胎盤が子宮内膜に根を張っていく時に出血し、それが赤ちゃんを包む膜のうちのひとつ、絨毛膜の下にたまってしまうことだそう。

tamahiyo.jp

通常血腫は吸収されていくので心配ないのですが、大きい血腫の場合、出血が流産の引き金となることもなくはないらしく、血腫が吸収されるまで安静となるようです。

私の場合はこぶし大の大きな血腫が見つかり、血腫が吸収されたのは14週くらいでした。*1

 

さて遡ると6週に入ったばかりの頃。出産予定の病院に初診でかかりました。

【この先、出血のエピソードがあるので閲覧注意です】 

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 初回の内診の際、小さなポリープがあるとのことで、「このまま切っちゃいますね〜」とその場で切除。

帰宅後、少量出血したため慌てて病院に連絡したところ、ポリープ切除の関係では?ということで、様子見となりました*2

が。

翌日通常通り出社し、残業していたところ…何か変な感覚、生理が始まったような感覚があったのです。

これはヤバイ、と青ざめて即座にトイレに行って座るやいなや、

大出血。

 

…座ったまま、あー頭が真っ白になるってこういうことなんだなーとぼんやり思いました。

 

腹痛もなく、サラサラの鮮血の出血のみで塊のようなものはありませんでした。

でも、こんなに出血してしまってはもうダメかもしれない、と覚悟を決めました。

上司には前日出血があった関係で既に妊娠を報告していたので、オフィスに戻った後、上司に説明し、タクシーで帰宅。

帰るなり病院に電話したところ、さすがに大量の出血なので、翌朝すぐ受診するように指示されました。

 

病院に行くまで、半分あきらめ、でも半分あきらめたくない気持ちで何度もiPhoneで「妊娠初期 出血」で検索しながらほとんど眠れない夜を過ごしました。
ホント生きた心地がしませんでした…

 

そして翌朝受診。

さっそく内診をしてもらうと、

「赤ちゃんは大丈夫ですよ〜」

と先生がまず一言。

ホッとして涙がでるかと思いました。が、その安心もつかの間。

この出血は絨毛膜下血腫というものによるものであること、それ自体はすぐ流産につながるものではないが、出血などが流産のリスクになり得ることを説明されました。

そして、

「血腫がこぶしの大きさくらいあってかなり大きいのが心配です。
 自宅でできるだけ安静にしていてください

※その時のエコー写真がこちらです*3。ピンク色の線で囲った部分が血腫と言われました。血腫が胎嚢と同じくらい大きく、愕然としました。

f:id:udonmotch:20161111131103j:plain

 

えっ、安静

「安静というのも、ベッドで横になっていてください。立ったり座ったりは極力しないで。家事もできるだけしないでください」

えっ えっ あ、あの、仕事が…
赤ちゃんが無事と分かり気が緩んだ私を先生が一瞥して、

「え?仕事?お仕事はもちろん休んでください*4。もう今日からです。診断書書きますから。とりあえず2週間で。」

 

う、うそお…(そしてなに、その「とりあえず」って、先見えないってこと??)

 

長期で休むことを全く想定していなかったため、もちろん全く引き継ぎの準備もできていない状態。
しかもいつまで休むことになるかもわからない。

 

診察終了後、暗澹たる気持ちで上司に連絡したところ。

上司は歯に衣着せぬタイプの体育会系上司だったこともあり、まあキツイこといろいろ言われましたが、診断書が出てしまってはしょうがない、ということで、お休みをいただくことができました。

(まあ上司の気持ちになれば分からなくもないですし信頼関係ができてなかったということなんですが…まあ…おもいっきり傷つきましたし嫌な思いをしましたよね…今も思い出すほど…

脚注にも書きましたが、妊娠初期はただでさえ流産の可能性も高く、流産ばかりはどうしようもなく、効果的な薬もないので、ほとんど気休めだけど、と手渡された止血剤(ダクチル)を飲んで後はひたすら横になっているしかありませんでした…。

 

初めての妊娠なのでもうとにかく不安でした。

二人目妊娠中の今でこそ、まだ一人目を無事に出産できた経験があるので気持ちは楽ですが、一人目の時はこの先どうなるのか全く予想もつかないので、とにかく不安で不安で、一日が気が遠くなるほど長い状態でした…。

 

 とにかく1〜2週に一度の診察を心待ちにして、iPhoneで何度も「絨毛膜下血腫」「切迫流産」なんて調べて無事に出産した方のエピソードを探しながら、ひたすら天井や窓の外を見ていた毎日を今でも時々思い出します。

 

血腫の状態はしばらく一進一退を繰り返していましたが、自宅でトイレ・シャワー以外は基本的にベッドに寝て安静にしているということを続けた結果、10週を過ぎた頃から少しずつ小さくなり、14週ごろには消えていました。

 

ほんとつらかったなああれ…

 

だから、今自宅安静や入院中の方に、「無事に出産できるのが目標、今だけだから頑張って!」なんてとても言えません

(もちろん、励ましてくださっていることはわかっていますし、そのお気持ちははとてもありがたいのですが、私はそういうことを言われてつらいことをつらいとさえ言えない状況になったのがけっこうきつかったので…)

 

言えませんが、でも、こうやって絨毛膜下血腫や単角子宮での切迫早産を乗り越えて無事に出産して、第二子も授かっている人もいるよ!(追記、2016/5末に無事出産しました!)ということで。

 

少しでも気分が楽になってもらえればいいなあと思っています。

 

※蛇足ですが、二人目妊娠の時も、絨毛膜下血腫とは言われなかったものの、初期に少量の出血が続きました。なので、これは体質的なものなのかもしれません

 

その他、切迫流産・切迫早産に関する記事はこちらです

udonmotch.hateblo.jp

 

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*1:そしてその後15週の時の検診で今度は(当時はわかりませんでしたが)単角子宮妊娠のため子宮頚管が短くなり切迫流産と診断され、そのまままた自宅安静継続に…!その後病名は切迫早産へと変わりましたが隔週で繰り返される自宅安静指示の波状攻撃にホント頭がおかしくなりそうでした!

*2:妊娠初期は、上記に書いたように着床や胎盤の形成で少量の出血はよくあることなのと、初期流産のほとんどは遺伝子異常で対処のしようがないため、受診するように言われることは少なく、様子見と言われることが多いです。胎盤形成後の安定期以降はめったに出血はしないので、また別です。

*3:7週0日とありますが、大きさからの推定週数なので少しずれています

*4:赤ちゃんと仕事とどっちが大事なの的な視線で言われました。まあそうなんですけど。そうなんですけども…!!私はこの後何度も先生にこの目で見られることになります…