IT企業広報として働く二児の母

IT企業の事業広報として働くアラフォー会社員。単角子宮による切迫流産・切迫早産を乗り越え、無事二児の母となりました。単角子宮での妊娠・切迫流産や切迫早産・帝王切開の経験、育児と仕事の両立、読んだ本などいろいろ書いていきます。

ウテメリン、ルテオニン(とその副作用)と暮らすということ

16週以上で切迫流産・切迫早産と診断されると、だいたい処方されると思われるのが、ウテメリン

私の場合、第一子妊娠時の2010年当時はウテメリンが処方されましたが、第二子妊娠の2016年現在はルテオニンというウテメリンのジェネリックが処方されています。
※ウテメリンのジェネリックについて書いた記事はこちらです→ウテメリンが高くてびっくりした(薬の先発品&後発品(ジェネリック)の値段) - 単角子宮で二児の母(予定)
 

ウテメリンって?

ウテメリンというのは、子宮収縮を抑制する薬です。この薬が使われるようになってから早産が劇的に減ったと言われているんだそう。
 
私の場合は、単角子宮でそもそも子宮そのものの容量が小さいということもあり、そりゃまあ頻繁に張ります。
 
第一子妊娠の時は、お腹の張りについてググっていて、
「張ってない時は指が入るほどふわふわのお腹です」
なんて書いてあるのを見て、
「えっ??指が入るほど柔らかいことなんてありえるの??」
というくらい張りっぱなしのお腹でした…。例えるならバスケットボールのような感じでしょうか。
 
切迫流産、切迫早産の場合、お腹が張り続けると、陣痛につながってしまったり、そうでなくても圧迫で頸管がどんどん短くなってしまうので、張らないようにすることがとっても大事
 
というわけで、ウテメリン様と共存して生きていくことになります… 
 
 

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ウテメリンの副作用

私の場合、8時間に一回服用しているのですが*1けっこう気になるのが副作用。

ウテメリンとググると、「もしかして:ウテメリン 動悸」「ウテメリン 副作用」 とか出てくるくらい、ポピュラーで、気になる症状なのです…
 
長く服用を続けていると、早ければ1〜2週間で慣れてくるのですが、慣れてくるまでは私の場合、服用後30分くらいから、動悸、吐き気(食欲不振)、手の震えが出てきます。
※副作用の強さはその時のコンディションによります。私の場合数週間して慣れてくるとほとんど副作用は気にならなくなりました。
 
●動悸
何にもしていない(なんならベッドに横になってるだけ)なのに、
走った後のようにどくどくどくどく…
気持ち悪い〜〜〜
不快なのはもちろん、最初は心臓がどうにかなるんじゃないかと不安にかられてとても嫌でした…
 
●吐き気
これは今回のルテオニンでより感じています。
つわりの軽い時のように、モヤモヤ〜とした吐き気と食欲不振に悩まされます。
当初、つわりの揺り戻し?と思ってたんですが、服用後しばらくがキツイので、あーこれ副作用だわーと。
 
●手の震え
これはウテメリンの方が気になりましたが、ルテオニンでも時々出ます。
軽い時は物をつかんでいる時に「あれ?」と気になる程度なんですが、
ひどいと、何もしてなくても手が震えてるのがわかる!!!
これけっこうシュールで怖いです。
なんかヤバい薬とかヤバい副作用なんじゃないかと思うくらい焦ります。
今は慣れたもんで、
「ウワー手が震えるよー」
とダンナに伝えたりすると、
「アル中は禁酒すると大変だね」
とか言われてますwww(我がダンナながらひどい)
 

この副作用とどう戦うか

これらの副作用が日々続きけっこうつらいのがウテメリン。
固いお腹を抱えながら動悸バクバク、手がブルブル、食欲ゼロ、とかなってくると、
「なんかこの先出産までやっていけるのかしらん…」
と思います。
いくら出産がゴールとわかっていても、終わりがあるとわかっていても、つらいものはつらい!!!
 
ので、第一子&第二子妊娠生活の中でウテメリンの副作用を和らげるのにこんな対策してます。
 
●ウテメリンを飲む前に何かをお腹に入れる
空腹時に飲むと、効き目が強い気がします。
(それだけが入っていくから、急に血中濃度が上がるとかなのかなと…医療職ではないのでわかりませんが…)
なので、ヨーグルトとかでもいいので軽くお腹に入れてから飲むと、緩やかに効いてくる気がします!
 
●当帰芍薬散(漢方薬)と一緒に飲む
第二子妊活の時に、冷えやむくみなどの対策で当帰芍薬散を飲み始めました。
妊娠後も、切迫流産や切迫早産によいと聞いて、医師に確認の上続けているのですが、今回は第一子の時よりウテメリンの副作用が気になりにくい気がする…!
調べてみたら、ウテメリンの副作用を和らげるのに実際に当帰芍薬散を処方されることも多いそうです。
産科の主治医の先生に相談の上、試してみてください!

※私は二人目妊活中から、当帰芍薬散に体を温める人参を追加した「ルビーナめぐり」を飲んでいました。むくみや体の冷えにも効いて私には合っていたようです。
 
飲み始めるとおそらく出産まで付き合うことになるウテメリン…(私は38週で予定帝王切開で入院する前日まで処方されていて、飲んでいました*2
 
ウテメリンの副作用って本当つらいし、安静だとなかなか気を紛らわすこともできず厳しい日々が続きますが…出産までだましだまし頑張って付き合っていたいと思います……!
 
【ウテメリンのジェネリック、薬価に関する記事はこちら】
【切迫流産・切迫早産でのお腹の張り対策に関する記事はこちら】

*1:1日3回食後と言われてはいるのですが、8時間過ぎると張り始めてしまうことが多いので、コンスタントに薬が効くよう時間配分を均等にしてます

*2:処方は36週までのケースが多いようなのですが、私の場合は第一子が逆子だったので、帝王切開前の陣痛や破水を予防するためだと思います